イスラエル

オリーブ山から眺める聖地エルサレムの夕景とユダヤ人墓地

オリーブ山

聖地エルサレム

日が暮れてライトアップされ始めた聖地

標高825mのオリーブ山。エルサレムの旧市街を一望できる。中心で最も目立つ金の建物が、イスラム教第三の聖地、岩のドーム。

オリーブ山サンセット

オリーブ山からのサンセット

このオリーブ山周辺にはイエスの足跡を辿る数々の場所があり、クリスチャンにとって神聖な山らしい。

  • イエスが復活したのちに昇天をしたと言われる昇天教会
  • ダ・ヴィンチコードでも有名になった”マグダラのマリア”の教会
  • イエスが涙を流したとされる主の涙の教会
  • ユダがイエスを裏切り、捕まったゲッセマネの園
  • イエスが苦悩しながら最後の夜を過ごした万国民の教会

などなど。オリーブ山に登るのであれば、これらのスポットを全て周った上で最後にサンセットを眺めるのも良いかもしれない。

オリーブ山の景色説明

景色の説明パネルもある

ユダヤ人墓地

ユダヤ人の墓

夕陽に染まるユダヤ人墓地

エルサレムのユダヤ人墓地は世界最大かつ世界最古であり、150000以上のお墓があるという。ユダヤ教徒にとっては聖地巡礼の最終目的地で、その理由は、終末の日にメシアがあらわれ、死者たちが復活するかららしい。

ユダヤ人の墓

旧市街の城壁前にもユダヤ人墓地が広がる

ユダヤ人墓地

オリーブ山で見かけた光景

絶景の夕陽スポットでもあって、日が暮れるにしたがって観光客も増えてきた。極め付けは、キリスト教徒と思われる集団の観光バスの到着。静かに夕陽を楽しんでいたのだが、ちょっと圧倒されてしまった。

オリーブ山に集まるキリスト教徒

スペイン語圏のキリスト教徒のツアー客。賛美歌を歌っていた。

ただ、夕陽をバックに彼らが歌う賛美歌は綺麗で、これもまた良かったと思う。日が暮れてくると気温も下がり、山の上は風も強いため冷えるので気をつけてほしい。昼間は暑いが、ユニクロのウルトラライトダウンジャケットを持っていって大活躍した。

オリーブ山で馬に乗る少年

オリーブ山頂上付近では、颯爽と馬を乗りこなす少年たちの姿があった。カメラ目線を向ける自己主張の強い少年もいたので、見かけたら是非撮ってみてほしい。

また、展望台には、ポスターを売っている商人や、記念写真用?と思われるラクダもいた。

オリーブ山へのアクセスについて

管理人は行きも帰りも徒歩で移動した。後から知ったが、このあたりはあまり治安が良くないらしく、夜に一人で歩くのは避けた方が良いだろう。路線バスも通っているし、稀に客を乗せていないタクシーも見かけた。タクシーをチャーターして、行きも帰りも安全に向かった方が良いかもしれない。

ABOUT ME
藁半紙(わらばんし)
Macbook片手に世界を旅する自由人。住所不定。初海外から4年で32ヵ国へ。LCCやドミトリーといったバックパッカー的な旅もするが、"旅の裏技"で、ファーストクラスや五つ星ホテルもコスパよく楽しむのが好き。旅そのものが仕事になるライフスタイルを目指す。