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ペトラ遺跡の夜、Petra by Night(ペトラ・バイ・ナイト)に参加してきた&注意点

ペトラバイナイトとは、キャンドルが照らされた幻想的なペトラ遺跡の中で、ショーが見られるイベント。ザ・ペトラ遺跡ともいうべきエル・カズネの前の広場で行われる。普段は昼間しか入場できない夜のペトラ遺跡を感じられる貴重なチャンスだ。

目次

ペトラバイナイト-Petra by Night

ペトラバイナイト チケット

事前にチケットを購入しておいた。料金は17JOD。
会場は20:30のため20:20には会場に着いているように注意を受ける。

ペトラバイナイト

20:15頃に到着。

ペトラバイナイト

ペトラバイナイト

入場ゲート付近にも人が集まってきている。

ペトラバイナイト

20:20にゲート前に列ができはじめた。

ペトラバイナイト

またたく間に長蛇の列へ。

20:30にゲートが開く。ここでチケットを回収される。※チケットの半券は出る時にゲートで受け取れる。

ゲート開場、夜のペトラ遺跡へ

petra-by-night

月夜に照らされた道、そして小さな行灯に照らされた幻想的な道をやや足早に進んでいく。昼間とはまるで違う雰囲気のペトラ遺跡に興奮しながら、わずかな明かりを頼りに歩く。

ペトラバイナイト

美しい光景だが、焦って手ブレしてうまく撮れない。写真を撮っている隙に追い越されていくので、帰りにゆっくり写真を撮ることを勧める。

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岩の壁の合間から、姿をあらわすエル・カズネ!この瞬間が一番心が躍る。

ペトラバイナイト

まずは席の確保。座り終わると、甘いお茶が配られた。

ペトラバイナイト

座る場所がなくなったのか、それとも特別枠なのか不明だが、最後にステージ側へとまばらに人が配置されていく。準備が整った後、いよいよショーがスタートだ。

ペトラバイナイト

ベドウィンの伝統的な音楽が2曲、演奏される。その後、最前列から4人の観光客が選ばれ、行灯を持ってステージへ。

彼らはベドウィンの司会と共に儀式のようなことを行う。観客の一人が行灯を何度も燃やしてしまい、その度に会場は笑いに包まれた。

ペトラバイナイト

ショーの最後に、エル・カズネは初めてライトアップされ、歓声と拍手とともに幕を閉じる。

ペトラバイナイト

ショーが終わった後は、皆思い思いに写真を撮っていた。行灯を持って撮影してみる。

ペトラバイナイト

エル・カズネを照らすライトの前は、絶好の記念写真スポット。

ペトラバイナイト

10時過ぎ。ライトアップが終了する頃には、もうほとんど人はいない。

ペトラバイナイト

幻想的な道をゆっくり味わいながらゲートへと帰る。

ペトラバイナイト

帰り道で、韓国人観光客がKiraKiraに挑戦していた。おそらく”PETRA“だろう。こういう楽しみ方もあるんだなと。

帰りのゲートでチケットの半券を受け取れるので、記念に欲しい方は忘れずにスタッフに声をかけよう。

ペトラバイナイト

ペトラバイナイト エルハズネ

料金:17JOD
開場時間:20:30

ペトラバイナイトの注意点。

実際に体験してみての注意点を忘れないうちにメモ。

ショーを近くで見たいなら、最前列を死守

ショーを近くで見たいのなら、やはり最前列がいい。音も聞きやすいし、視界を遮るものがないので写真も撮りやすい。この記事に掲載しているのは、2列目からの写真。前の人がどうしても邪魔になってしまう。

最前列に座るには、スタートダッシュが肝心。開館時間直前になると入場ゲートに人が並び出す。長蛇の列ができるので、ここで出遅れると辛いものがある。すぐに並べるように入場ゲートのすぐ近くで待機しておくことを勧める。もしくは率先して並んで待っていてもいいかもしれない。今回は20:20頃に急に列が出来始めた。最前列グループで流れに沿って歩いていれば問題ないと思う。徒歩40分ほどはかかるのでその間に巻き返しもできなくはない。

足元を照らすライトがあると良い

道はキャンドルのみで暗く、つまづきやすい区間もある。無くても歩けたが、不安な方は用意しておくと良い。スマートフォンのライト機能は便利なのでオススメ。

エル・カズネはショーの最後に照らされる

1列目にも無理すれば座れたのだが、今回は2列目を選んだ。少し離れたところから、エル・カズネをバックにショーが撮れるかもしれないと考えたから。だが、エル・カズネはショーの最後の最後で照らされ、拍手とともにショーが終わる。ショー中はライトアップされないので、ショーの終了後にゆっくり撮ってもいい。

メインのライトは突然消されるので早く記念写真を

エル・カズネを照らすライトは予告も無く消される。今回は10:05に消灯。アラブ人がもう一度つけてくれと頼んでいたが、スタッフは聞く耳持たず。エル・カズネを照らすライトの前は記念写真スポットとなり、多くの人が順番を待つが、早目に撮っておくことをお勧めする。

カメラは3脚があると便利

綺麗な写真を撮ろうと思うなら、三脚は必須かもしれない。スマートフォンだと暗くて写り辛いし、ミラーレスなどで明るく映すにはシャッタースピードの関係上、かなりブレやすくなる。三脚を持ち歩くのは労力がいると思うが、”三脚が欲しい”と強く思った。

シャッター音&フラッシュはやめよう

幻想的な雰囲気の中でのショーだが、せっかくの雰囲気を壊してしまう。音楽に浸っている中での、聞き慣れたあのスマートフォンのシャッター音は興を削ぐ。フラッシュも同じく雰囲気を台無しにしてしまうので気をつけたい。

ショーの最中は話し声は最小限に

残念ながら、隣に座っていた欧米人家族が大きな声で会話をし始めた。子供を注意するでもなく、率先して話始める父親に理解が追いつかない。せめてそんな日本人は見たくないなと思う。

ペトラバイナイトの感想。

ペトラバイナイト シーク

ショーは30分程度で、演奏はわずか2曲。振舞われるお茶もコップ半分。そのために往復で1時間半ほどかけて歩く。ヨルダンの物価で考えれば価格は高額であり、正直価格には見合ってない気がする。

けれど、一生に一度ペトラを訪れるのであればお金に関係なく見ておくだけの価値はある。夜のペトラ遺跡を歩けるのはこのイベントのみだし、星空を眺めながら歩く夜のペトラは幻想的で記憶に残る体験であるのは間違いない。

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この記事を書いた人

Macbook片手に世界を旅する自由人。住所不定。初海外から4年で32ヵ国へ。LCCやドミトリーといったバックパッカー的な旅もするが、"旅の裏技"で、ファーストクラスや五つ星ホテルもコスパよく楽しむのが好き。旅そのものが仕事になるライフスタイルを目指す。

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