海外トラブルインタビュー

キューバで怪しいタクシーに誘拐されかけて必死で逃げた話

海外旅行のトラブル話をインタビューした記事です。

藁半紙
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50ヵ国以上を旅したベテラントラベラーの”R13″さんが、キューバでのディープなトラブルを語ってくれます!
R13
R13
世界5大陸、合計50か国以上を旅し、海外暮らし歴も10年以上のR13です。
今は家族でヨーロッパ旅行に行くための貯金をしています。

キューバ旅行であわや誘拐。怪しいタクシーに注意。

メキシコに暮らしていた時、キューバ旅行に行くことに彼氏(彼氏は今では旦那となった人です)と決めました。
ですが、この旅行、奇しくも、あの話題となったメキシコで発生した豚インフルエンザによっていけなくなってしまったのです。

そもそも、私達が行こうとしていた旅行先がキューバの首都ハバナと、その近郊にあるバラデロだったのですが、キューバは、物資不足ということもありますし、国交を結んで、頻繁にフライトを送り込んでいたのがメキシコだったので、その菌を国に持ち込んでほしくなかったのです。

そのため、豚インフルエンザが話題になって数日後には、メキシコからの渡航便を全便キャンセルさせました。

私達のフライトもキャンセルになり、結果としてキューバに行けたのがその4ヶ月後の9月のことでした。もしかしたらこの時期というのが、観光客も閑散として落ち着いてきた時期だっただけにあのことが起こったのかもしれません。

安全なはずのキューバなのに・・・

キューバは社会主義国家の中でも成功している国と言われる点は、配給もちゃんとしており、学校や医療に関しても「一応」平等に受けることができることと、とにかく警察官が街を何十~何百メートルおきに常に監視しているのもあり、安全な国とされています。ところが・・・。

私達は、キューバの首都のハバナの新市街に宿泊し、ちょっとだけ(タクシーで10~20分くらい)離れた、ガイドブックに載っているレストランに行ったのです。
ホテルに帰る際も、もちろん、タクシーを利用すればよいやと思っていたのですが、なかなかタクシーは捕まりませんでした。

とろとろとホテルの方へ向かって歩きながら、タクシーを探していると、どうやらタクシー運転手と思わしき人が「ここに乗れ」というのです。

彼と私は一緒にそれに乗って、自分たちが行きたい場所を告げました。ところが、どうも向かっている先が違いますし、私達が「こっちへ行ってくれ」と言っても、私達の声が聞こえないふりをします。

キューバでは50年代のアメ車が主流となっているので、乗ったことがある方はご存知ですが、車内もエンジン音ですごくうるさくてなかなか会話が成り立たないとはいえ、それでも大きな声で話せば何とか聞こえます。

これはおかしいと思って、彼が「開けろ、おろしてくれ」と言いますが、「NO」と言います。

そこで、彼がドアを開けて動いている車から降り(古い車はあまりスピードが出ません)、私も降りようと思ったら、助手席にいる人が私のドアを押さえつけ、降りさせないようにするのです。

なんとか彼が私の腕を降りても握っていてくれたので、最後の力を振り絞ってタクシーから降りました。

そのままタクシーは逃げ去ったので、間違いなく何か悪いことをしようとしていたのです。もしかしたら私がアジア人でお金を持っていて、スペイン語ができるので交渉が早いと思ったのかもしれません。

あっけに取られて車のナンバーも控えませんでしたが、安全な国と言われている場所でもこんなことが起こるのかと、びっくり、そして命があって良かったと思いました。

海外旅行保険対策はしていましたか?

当時、クレジットカードは、セゾンカードを持っており、海外旅行保険も一応3000万円までの保証はつくというものでした。

キューバは社会主義国家なので特殊な国です。そのため、もし事故につながっていて、海外旅行保険に入っていたとしても、保険がスムーズに適応されたかどうかが不明です。

保険に加入していれば、もしかしたら被害に見合ったものが得られ、ちょっとした心のよりどころりになるのかもしれないと感じますが、心の傷は回復できないだろうと思います。

キューバを旅する方へ注意&アドバイス

安全な国と言われているからと言って、海外では気を抜いて行動してはいけません。
私の場合、なんとか現金や命の被害はありませんでしたが、もしものことを考えて、海外旅行保険付きのクレジットカードを持ったり、掛け捨ての保険に入っておくことは必要だと思います。

ABOUT ME
藁半紙(わらばんし)
藁半紙(わらばんし)
Macbook片手に世界を旅する自由人。住所不定。初海外から4年で32ヵ国へ。LCCやドミトリーといったバックパッカー的な旅もするが、"旅の裏技"で、ファーストクラスや五つ星ホテルもコスパよく楽しむのが好き。旅そのものが仕事になるライフスタイルを目指す。